実践に活かすモデルベースシステムズエンジニアリングの基礎

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実践に活かすモデルベースシステムズエンジニアリングの基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320082328
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C3053

出版社内容情報

 自動車産業や航空宇宙・防衛産業をはじめ、コンシューマーエレクトロニクス産業などで、近年注目されているモデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE: Model-Based Systems Engineering)を基本からしっかり学びたいと考える読者に向けた書籍である。昨今のさまざまな製品やサービスでは、その構成要素のみならず、それをつくりあげるためのプロセス、その組織体系が複雑さを増すばかりとなり、これを成功裏に実現するために、デジタルツインやデジタルエンジニアリングの導入が待ったなしという状況になっている。このような状況下では、いかに物理空間と同じ環境をサイバー空間で実現するか、そのためのデジタルモデルをいかに得るかと言った、シミュレーション技術への注目度が大きくなっているように見える。しかしながら、ライフサイクル全体にわたる対象のシステムを取り巻く環境を含めて、SysMLなどの記述モデルによりその目的、能力などを明確に定義することが重要であり、MBSEなしには真のデジタルエンジニアリングは成立しない。
 本書は、MBSEについて全般的な基礎が学べる入門書である。第1章ではシステムズエンジニアリングの概要として、システム思考およびビジネスレベルからの思考の重要性と、対象とするシステムをどのように捉えようとするか、その心構えをまとめている。第2章では技術プロセスと技術マネジメントプロセスを中心に、システムを成功裏に実現するために考えるべきことをまとめている。第3章ではMBSEでライフサイクルに渡ってモデルを活用することの意義をまとめ、デジタルエンジニアリングへの架け橋となるシステム記述モデルとデジタルモデルの関係性に言及している。第4章ではシステム記述モデルの実践的な適用事例として、改良開発、テストを有効にするシステムを示し、さらにシステムモデルとシミュレーションモデルの連携の姿を具体的なツールを用いた事例で示している。

目次

第1章 システムズエンジニアリングの概要(システム思考とライフサイクル;ビジネスレベルから考える ほか)
第2章 技術プロセスと技術マネジメントプロセス(システムズエンジニアリングプロセスの中での位置付け;ライフサイクルで考えるコンセプトの定義 ほか)
第3章 モデルの活用(モデルのWhy、What、How;モデルとシミュレーション ほか)
第4章 システム記述モデルの実践的な適用事例(現行システムの改良開発;テストを有効にするシステムの構築 ほか)

著者等紹介

西村秀和[ニシムラヒデカズ]
1990年慶應義塾大学大学院機械工学研究科機械工学専攻後期博士課程修了。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。工学博士。専門:モデルベースシステムズエンジニアリング、システムズモデリング言語(SysML)、制御システム設計、運動と振動の制御、システム安全、UAF

河野文昭[コウノフミアキ]
2019年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。現在、スズキ株式会社技術戦略本部技術基盤戦略部主査、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤講師。システムエンジニアリング学修士。専門:システムズエンジニアリング、自動車機能安全、自動車サイバーセキュリティ、Automotive SPICEに基づくプロセス改善、制御ブレーキシステム、車載通信システム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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