出版社内容情報
本書は,生産(モノ造り)の技術とマネジメントおよびエコノミ,ならびにコンピュータによる生産情報システムの仕組み,そして現代生産の社会性を入門的に学習する「総合生産学」のテキスト/参考書として執筆されたものである。 第3版としては,できるだけ新しい事項・データをとり入れて,最適解(ソリューション)の導出にMicrosoft Excel“ソルバー(Solver)”を活用した。
内容説明
「生産システム工学」の入門編として、生産システムの基本的考え方、物の流れ(生産ロジスティックス)・情報の流れ(生産管理)両者のコンピュータによる統合自動生産システム(CIM)、ならびに原価の流れ(コスト・エンジニアリング)、さらに社会動態を視座に入れた21世紀の生産構想(社会的マニュファクチャリング・エクセレンス)について、キイワード主体に初歩的平易に論じてあり、現代生産の技術とマネジメント、そして産業経済の総合体系を把握できます。参考文献と問題も付与しており、現代の総合生産学の教科書・参考書として好適です。
目次
1章 生産システム
2章 生産のプロセス・システム
3章 生産のマネジメント・システム
4章 生産の価値システム
5章 コンピュータ統括自動生産システム―生産の情報システム
6章 生産の社会システム
著者等紹介
人見勝人[ヒトミカツンド]
1932年生。京都大学工学部機械工学科卒業・工学博士。米国・ペンシルバニア州立大学Research Assistant、京都大学助教授、東京工業大学助教授(独・アーヘン工業大学客員助教授)、大阪大学教授(ペンシルバニア州立大学/韓国科学技術院(KAIST)客員教授)、京都大学教授(米国・オハイオ大学冠講座/シンガポール国立大学/中国・上海工業大学客員教授)、龍谷大学特任教授。技術士(経営工学部門/文部科学省)・経済師(中国・南京経済師協会=南京大学)。生産システム技術センター主宰。中国・北京理工大学顧問教授(管理学院)/西南交通大学顧問教授(経済管理学院)/重慶大学顧問教授(制造系統工程研究所)/南京大学兼担教授(国際商学院)/南開大学客座教授(経済学院)/南京経済師・経営管理協会顧問/龍谷大学大学院京都産業学センター顧問/工業所有権法研究所理事;国際学術誌3誌編集委員。専門分野は総合生産学(生産システム工学・生産管理科学・産業経営システム論)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。