出版社内容情報
【解説】
生産科学とは，モノづくりを支える科学的基本原理に基盤を置く「生産への科学的アプローチ」であるとの考えを基に，設計から製造の各分野の最新の研究成果を含め，わかりやすく書かれている。
【目次】
生産を科学する・材料の知的構造化・構造化を支える知的設計･評価他
内容説明
本書では、大阪大学工学研究科に「生産科学専攻」を創設するに当たって、「生産のための科学」を柱に、生産科学という他に類を見ない形でのモノつくりの体系化を目指している。専攻がもつ数々の学問的情報、さらには今後展開されるべき学問分野を、大きく、生産のための設計、生産のための加工プロセス、生産のためのシステムの知能化、生産システムの高機能化、の４つの柱に分けて、各分野の情報をわかりやすく記述。基礎的な知識から、その知識情報を活かす応用に至るまでを述べた。
目次
１章 生産を科学する（はじめに；モノつくりの工学とそれを支える生産科学 ほか）
２章 材料の知的構造化（材料の知的構造化とは；新しい材料をつくる ほか）
３章 構造化を支える知的設計・評価（知的設計と評価―構造が生きる設計・施工；変形と強さを知る―構造化のための評価力学 ほか）
４章 知的システムと新たなる世界の展開（自律・適応する高機能・高集積システム―知的システムの科学を探求する；微細システムをつくる ほか）
５章 製品生産システムを支える知的高機能技術（高機能技術；シミュレーションでわかるモノつくり ほか）
