内容説明
都市解析とは、都市を成り立たせている要素に関するソフトな仕組みを取り上げ、それらの在り方が決定される原理を明らかにしたり、あるべき姿が持つ数学的構造を簡潔に記述することを旨としている。本書は、この都市解析を支える数理的側面に焦点を合わせ、8つの重要なテーマに沿って、ていねいに記述。新しい研究成果も適宜盛り込んでいる。
目次
第1章 移動の都市解析
第2章 非集計ロジットモデルによる都市解析
第3章 多角形をとりまく都市解析
第4章 都市施設への距離分布の都市解析
第5章 ランダムな点分布と都市解析
第6章 領域間距離の都市解析
第7章 施設の適切な数を探る都市解析
第8章 1次元ミニサム型施設配置の都市解析
著者等紹介
栗田治[クリタオサム]
1960年広島生まれ。1979年広島県私立修道高等学校卒業。1983年筑波大学第三学群社会工学類都市計画専攻卒業。1989年筑波大学大学院博士課程社会工学研究科都市・地域計画学専攻修了。1990年東京大学工学部都市工学科助手。1992年慶應義塾大学理工学部管理工学科専任講師。1996年同助教授。2002年同教授(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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