建築基礎 耐震・振動・制御

建築基礎 耐震・振動・制御

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320076716
  • NDC分類 524.91
  • Cコード C3052

出版社内容情報

【解説】
建築学の耐震工学について,その導入から免振や制震などの新技術までを数学的な基礎となる数式や例題を豊富に取り入れ,全てを新建築基準法とSI単位系に準拠させたテキスト。地震防災や東海地震などの地震予知,兵庫県南部地震などの知見も多く取り上げて解説した。

【目次】
地震と地震動・振動工学の基礎・建物の振動解析の考え方・地盤建物の相互作用・地震に備える新しい構造形式・建物の耐震設計の考え方・地震災害と予知,防災

内容説明

本書は、耐震・振動・制御に関して大学の建築学科の学生も理解できるように作成されたものである。その際、兵庫県南部地震の重大な被害、および時代の要請をうけてなされた建築基準法の改正内容や、SI(国際)単位をとり入れたものとしている。建築物の耐震工学について、その基礎となる地震と地震動について、地震の発生や地震の強さ、日本の地震活動、地震波の性質、および地震荷重について紹介。次に建物の振動について、自由振動、定常振動や減衰の働きを、1、2、多自由度系について説明し、その解析例も示す。地盤と建物との相互作用についても述べる。さらに、新しい構造形式である免震構造・制震構造の概念も概説。また、建物の耐震設計の概念と基本的な考え方を説明。最後に地震災害と予知・防災についても述べる。

目次

1 地震と地震動
2 振動工学の基礎
3 建物の振動解析の考え方
4 地盤と建物の相互作用
5 地震に備える新しい構造形式
6 建物の耐震設計の考え方
7 地震災害と予知・防災

著者等紹介

太田外気晴[オオタトキハル]
1959年東京都立大学工学部建築学科卒業。鹿島建設(株)技術研究所勤務。足利工業大学建築学科教授を経て現在、足利工業大学建築学科客員教授。工学博士、一級建築士

江守克彦[エモリカツヒコ]
1964年京都大学工学部建築学科卒業。イリノイ大学在籍(1976~1979)、Ph.D取得。鹿島建設(株)建築設計本部、原子力室勤務を経て現在、前橋工科大学建築学科教授。一級建築士、建築構造士、APECエンジニア

河西良幸[カサイヨシユキ]
1969年東京大学工学部建築学科卒業。鹿島建設(株)武藤研究室、技術研究所等勤務を経て現在、前橋工科大学建築学科教授。工学博士、一級建築士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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