出版社内容情報
●詳細目次
第1章 ストレスについて
1.1 概論:わるいストレスとよいストレス
1.2 テクノストレス
1.3 環境ストレス
1.4 育児ストレス
1.5 産業・職場ストレス
1.6 学校ストレス
1.7 酸化ストレス
第2章 ストレスに対する生体の応答
2.1 遺伝子
2.2 タンパク質
2.3 脳神経
2.4 免疫
2.5 生理
2.6 心理
2.7 発達
2.8 適応応答
第3章 ストレスと疾患
3.1 消化器系
3.2 循環器系
3.3 発達障害
3.4 中枢神経系
3.5 疲労
3.6 性障害
3.7 皮膚
3.8 老化
第4章 ストレスの緩和・軽減
4.1 涙
4.2 笑い
4.3 香り
4.4 味覚
4.5 栄養
4.6 音楽
4.7 ペット
4.8 化粧
4.9 光
4.10 休養
4.11 睡眠
4.12 温熱環境
4.13 ドライブ
4.14 スポーツ
4.15 園芸
4.16 森林
4.17 カウンセリング
4.18 麻薬
第5章 ストレスマーカーと測定
5.1 ストレスマーカー
5.1.1 生理データ:心拍,脈拍,血圧,呼吸,発汗
5.1.2 ストレスホルモン
5.1.3 アミラーゼ
5.1.4 ストレス応答タンパク質
5.1.5 酸化ストレスマーカー
5.2 デバイス
5.2.1 μTAS
5.2.2 ラボチップ
5.2.3 ラボCD
5.2.4 タンパクチップ
5.2.5 唾液チップ
5.2.6 クロマトグラフィー質量分析法
5.2.7 画像解析:PET,NIRS,fMRI,MEG
5.3 生体サンプル
5.4 実験動物
内容説明
ストレスという言葉はきわめて身近であり、よく使われているにもかかわらず、その定義は明確でない。本書では、基本的に、個体あるいは細胞に及ぼす外からの刺激・シグナルも、それに対する生体の応答およびそれにより生ずる変化も、ともにストレスとよび、広く解釈している。ストレスの科学の現状を広い角度から整理した。
目次
1 ストレスについて(概論:わるいストレスとよいストレス;テクノストレス ほか)
2 ストレスに対する生体の応答(遺伝子;タンパク質 ほか)
3 ストレスと疾患(消化器系;循環器系 ほか)
4 ストレスの緩和・軽減(涙;笑い ほか)
5 ストレスマーカーと測定(ストレスマーカー;デバイス ほか)
著者等紹介
二木鋭雄[ニキエツオ]
1968年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、(独)産業技術総合研究所ヒューマンストレスシグナル研究センターセンター長。専門は生命反応化学。特に酸化ストレスと、その抗酸化物による防御(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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