創薬サイエンスのすすめ―ポストゲノム時代へのパラダイムシフト

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創薬サイエンスのすすめ―ポストゲノム時代へのパラダイムシフト

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  • サイズ B5判/ページ数 209p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320061439
  • NDC分類 499.3

目次

なぜ今「創薬科学」が必要か?
ゲノム科学が創薬にもたらすもの
薬物ターゲットの選定とスクリーニング
創薬化学―メディシナルケミストの役割
創薬分子科学から生体非侵襲測定へ
薬物代謝の構造相関と消化管吸収の溶解性評価
薬物代謝酵素の遺伝子多型
薬物トランスポーターと創薬
創薬における薬物安全性評価―毒性スクリーニング系、分子毒性(ゲノム毒性)、安全性データベースの構築
薬理ゲノミクスとファルマインフォマティクス
情報技術(IT)と情報学の役割
日本が創薬を通じて世界に対して果たす役割

著者紹介

石川智久[イシカワトシヒサ]
1982年北海道大学理学研究科博士課程修了。その後デュッセルドルフ大学医学部生理化学研究所博士研究員、大阪大学医学部生化学教室助手、ドイツ癌研究所腫瘍生化学部門プロジェクトリーダー、テキサス大学M.D.アンダーソン癌センター助教授、ファイザー製薬(株)研究技術開発担当部長などを経て、2000年より現職。現、東京工業大学大学院生命理工学研究科教授、理学博士。2002年4月に大学発バイオベンチャー「Medicinal Genomix,Inc」を設立し、取締役を兼任

堀江透[ホリエトオル]
1970年千葉大学薬学部研究科修士課程卒。同年エーザイ株式会社入社、1983年薬学博士、同社薬物代謝室長を経て、1999年退社、同年7月にディ・スリー研究所設立。現、ディ・スリー研究所代表取締役所長(共立薬科大学非常勤講師)

出版社内容情報

●内容
 現在ゲノム創薬に向けた技術開発は日進月歩のすさまじいスピードで進展している.この国際競争時代を先行するためには,各製薬企業は研究開発に関する意思決定を速やかに行わなければならない.ゲノム創薬においては個々の専門領域の基礎知識はもちろんのこと,創薬研究にも秀でたハイブリッドなセンスを兼ね備えた人材が必要である.基礎研究活動のみではそのセンスは身につかず,学問の学際化,さらには産業界と学術界の間における研究交流と人材の流動化が極めて重要な要素となる.日本における緊急課題は,人材を含めて,如何に早く創薬研究の基盤を構築するか?という事である.日本は国際競争に耐えうる若手および中堅研究者を育成し,アジアにおける創薬の中核を担う準備をしなければならない.かかる現状と将来展望を鑑みて,本書は創薬研究の醍醐味を紹介し,若い研究者の興味をポストゲノム世紀の方向へと向けさせ,次世代の創薬研究者を育成するために企画された.

●目次
第1章 なぜ今「創薬科学」が必要か?
1.1  創薬科学
1.2  21世紀の医療における望まれる薬
1.3  ゲノム創薬の医薬品開発・薬物療法に及ぼすインパクト
1.4  医療標的分子に基づく合理的な創薬の推進のために必要な基盤研究
1.5  治療標的分子に基づく創薬の現状と新しい成果
1.6  創薬における産学協同研究の必要性
1.7  創薬のためのバイオインフォマティクスと特許対策の重要性
第2章 ゲノム科学が創薬にもたらすもの
2.1 ゲノム科学から機能ゲノム科学へ
2.2 ゲノム薬理学-ファルマコジェネティクスとファルマコゲノミクス
2.3 ゲノムワイドの遺伝子探索法と創薬への応用
第3章 薬物ターゲットの選定とスクリーニング
3.1 薬物ターゲットの選定
3.2 ハイスループットスクリーニング
3.3 オーファン受容体,新規リガンド
第4章 創薬化学-メディシナルケミストの役割
4.1 創薬研究における合成化学の役割
4.2 創薬サイエンスの進歩と合成化学の役割
4.3 創薬研究の実例―カルシウム拮抗薬アムロジピンの研究
第5章 創薬分子化学から生体非侵襲測定へ
5.1 生体の非侵襲的解析法
5.2 ヒト脳研究を視野に入れた高機能プロスタグランジンの創製
5.3 PET法によるIP2受容体の画像化
第6章 薬物代謝の構造相関と消化管吸収の溶解性評価
6.1 ゲノム創薬が研究開発に何をもたらすか
6.2 新薬開発の意思決定にかかわる要因とは何か
6.3 戦略的創薬代謝研究の進め方
6.4 構造・代謝相関研究
6.5 溶解性と構造相関研究
6.6 カルシウム拮抗薬アムロジピンの創薬代謝研究事例
第7章 薬物代謝酵素の遺伝子多型
7.1 薬物代謝能の表現型と遺伝子多型
7.2 ヒト薬物代謝酵素の遺伝子多型と代謝能の個人差  9
7.3 個別薬物療法における遺伝子多型
第8章 薬物トランスポーターと創薬
8.1 薬物トランスポーターの薬物動態への寄与
8.2 薬物輸送担体の分類
8.3 小腸における薬物吸収とトランスポーターの役割
8.4 血液脳関門における薬剤トランスポーターの役割
8.5 肝臓における薬物トランスポーター
8.6 腎臓における薬物トランスポーター
8.7 ABCトランスポーターの多様性
8.8 トランスポーターの遺伝的多型
8.9 薬物輸送機構に基づく創薬分子デザインの例:P糖蛋白質(ABCB1)の基質にならない新規抗がん薬の探索
第9章 創薬における薬物安全性評価―毒性スクリーニング系,分子毒性(ゲノム毒性),安全性データベースの構築
9.1 創薬から開発・市販後に至る薬物安全性評価
9.2 創薬初期におけるハイスループットトキシコロジー
9.3 ゲノム毒性学への展開
9.4 トキシコゲノミクス,トキシコプロテオミクスからメタボロミクス
9.5  薬物安全性評価データ・ベース
9.6 創薬における安全性評価の将来への展望
第10章 薬理ゲノミクスとファルマインフォマティクス
10.2 薬理ゲノミクスの基本的問題
10.3 薬理ゲノミクスの研究戦略
10.4 薬理ゲノミクスによるターゲットバリデーション
10.5 薬理ゲノミクスインフォマティクス
第11章 情報技術(IT)と情報学の役割
11.1 世界規模の構造改革の波
11.2 IT革命への対処
11.3 ゲノム革命への対処
11.4 生物からのアプローチ
11.5 比較ゲノム学
11.6 バイオネットワーク
11.7 DNAチップなどの大量データの解析
11.8 化合物からのアプローチ
11.9 ADMEに関する知識ベースの構築
11.10 標的との結合とその後の信号の流れ
11.11 大規模な分子計算への挑戦
11.12 共通の課題
第12章 日本が創薬を通じて世界に対して果たす役割
12.1 日本に求められる効率的な産学連携と技術移転機構の運営
12.2 ゲノム創薬における戦略的コンソーシアムとベンチャー
12.3 アジアにおける日本の役割