出版社内容情報
動物の群れの形態と機能を紹介。群れにかかわる神経系、内分泌系の役割を述べ、ヒトの社会についても生物神経科学的、進化的に洞察。
内容説明
ヒトや動物の群れの意味。群れが維持される秘訣。母性や社会的親和性に関与するオキシトシン。母仔間・雌雄間の絆形成でやりとりされるシグナル。ヒトはなぜこのような社会を形成するのか。
目次
第1章 はじめに
第2章 群れの構成要因
第3章 群れの機能
第4章 母仔間の絆
第5章 雌雄の惹かれ合い―フェロモンを中心とした話題
第6章 縄張り行動
第7章 動物における共感性
第8章 共に生きる
著者等紹介
菊水健史[キクスイタケフミ]
1994年東京大学農学部卒業。現在、麻布大学獣医学部教授、博士(獣医学)。専門は獣医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。