ブレインサイエンス・レクチャー<br> 匂いコミュニケーション―フェロモン受容の神経科学

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ブレインサイエンス・レクチャー
匂いコミュニケーション―フェロモン受容の神経科学

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320057913
  • NDC分類 481.37

目次

第1章 はじめに
第2章 匂いによるコミュニケーション
第3章 匂いコミュニケーションを司るフェロモン
第4章 フェロモンを感じる機構
第5章 主嗅覚系と鋤鼻系
第6章 ヒトのフェロモン
第7章 フェロモンを感じる神経系(鋤鼻系)研究の流れ
第8章 研究最前線―鋤鼻系の機能は何か
第9章 おわりに

著者紹介

市川眞澄[イチカワマスミ]
1950年長野県生まれ。1978年東京大学大学院理学系研究科動物学専攻修了。現在、東京都医学総合研究所・基盤技術研究センター・研究技術開発室室長・副参事研究員。理学博士。専門、神経形態学・神経生物学

守屋敬子[モリヤケイコ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。現在、東京都医学総合研究所研究員、博士(理学)。専門、神経生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

脳科学の分野をまるごとレクチャーするシリーズ第1弾!!

 人間社会で嫌悪されている体臭は,動物,中でも哺乳類の世界において最も重要なコミュニケーションツールとなっている。本書は,匂いコミュニケーションにかかわる化学物質“フェロモン”と,多くの哺乳類がフェロモン受容に用いている“鋤鼻器”という感覚器について, 専門的な解説のみならず,当該研究分野の面白さを伝える読みもの的な部分や学術論文には書けない筆者らの妄想(?)も織り交ぜながら丁寧に解説する。

 また,「ヒトにフェロモンはあるのか」といった興味深い話題に加え,「美女の香り」や「加齢臭」などの身近なコラムも多数掲載している。

第1章 はじめに

第2章 匂いによるコミュニケーション
2.1 動物の行動と匂いコミュニケーション
  2.1.1 ファーブル昆虫記
  2.1.2 動物行動の研究
  2.1.3 匂いと求愛行動
  2.1.4 パートナーとの絆
  2.1.5 母性行動
  2.1.6 父性行動
  2.1.7 なわばり(縄張り)行動
  2.1.8 社会順位制
  2.1.9 クーリッジ効果
  2.1.10 匂いとMHC
2.2 ヒトと匂いコミュニケーション
  2.2.1 ヒトの嗅覚
  2.2.2 文芸作品に描かれたヒトにおける匂いコミュニケーション
  2.2.3 寄宿舎効果
  2.2.4 赤ちゃんの匂い
  2.2.5 体 臭
  2.2.6 ヒトのMHC
  2.2.7 月経周期と匂い感受性

第3章 匂いコミュニケーションを司るフェロモン
3.1 フェロモン
3.2 リリーサーフェロモン
  3.2.1 性フェロモン
  3.2.2 攻撃フェロモンと匂いマーキング
  3.2.3 警報フェロモン
  3.2.4 母性フェロモン
3.3 プライマーフェロモン
  3.3.1 プライマーフェロモン効果
  3.3.2 ブルース効果
  3.3.3 雄効果
3.4 哺乳類以外の脊椎動物のフェロモン
  3.4.1 イモリのフェロモン
  3.4.2 キンギョのフェロモン
3.5 フェロモン作用機序の解明への展望

第4章 フェロモンを感じる機構
4.1 鼻腔の構造
4.2 匂い物質を受容する嗅粘膜
4.3 フェロモンを受容する『鋤鼻器』
4.4 嗅覚受容体と鋤鼻受容体
4.5 鋤鼻受容体がフェロモンを感じる仕組み
4.6 鋤鼻器から脳の一次中枢へ
  4.6.1 鋤鼻ニューロンから副嗅球への投射
  4.6.2 主嗅球の構造
  4.6.3 副嗅球の構造
4.7 嗅球に到達する新生ニューロン
4.8 嗅球のその先

第5章 主嗅覚系と鋤鼻系

第6章 ヒトのフェロモン
6.1 誤解されたフェロモン
6.2 ヒトのフェロモン候補物質
  6.2.1 ボメロフェリン
  6.2.2 アンドロステノン
  6.2.3 アンドロステノール
  6.2.4 低分子量脂肪酸
6.3 MHC
6.4 ヒトの鋤鼻器
6.5 ヒトのフェロモン作用機序
6.6 フェロモンを楽しむ

第7章 フェロモンを感じる神経系(鋤鼻系)研究の流れ
7.1 鋤鼻系は副嗅覚系?
7.2 フェロモンの記憶
7.3 鋤鼻器の系統発生学的研究
  7.3.1 系統学的研究発想のきっかけ
  7.3.2 さらに広がる系統発生学的研究

第8章 研究最前線 ~鋤鼻系の機能は何か~
8.1 細胞レベルのフェロモン受容
  8.1.1 特定の鋤鼻受容体を発現した細胞を使用する
  8.1.2 初代培養神経細胞を利用する
  8.1.3 培養細胞での強制発現系を利用する
8.2 リガンド提示の工夫によるフェロモン研究
  8.2.1 麻酔下の動物個体をリガンドとして用いる
  8.2.2 金網1枚の工夫で不揮発性物質特定の足がかりに
8.3 特色のある生物検定を利用したフェロモン物質探索
  8.3.1 仔ウサギの乳吸行動を指標とする
  8.3.2 雌ヤギの発情を指標とする
8.4 鋤鼻機能欠損から考えるフェロモン研究
  8.4.1 鋤鼻ニューロン機能不全でも繁殖可能
  8.4.2 鋤鼻ニューロン機能不全は『イクメン』?
8.5 フェロモン情報はどこへ行く
  8.5.1 内側扁桃体で見られる性的二型性
  8.5.2 GnRHニューロンに入力する嗅覚情報は何か
  8.5.3 新たな役者『kisspeptinニューロン』
  8.5.4 視床下部と鋤鼻系
  8.5.5 養育行動を制御するニューロン群
  8.5.6 性行動と攻撃性の意外な関係

第9章 おわりに

参考図書・引用文献

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