生態学フィールド調査法シリーズ<br> 大型陸上哺乳類の調査法

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生態学フィールド調査法シリーズ
大型陸上哺乳類の調査法

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320057579
  • NDC分類 489.075
  • Cコード C3345

出版社内容情報

 世界的に見て多くの野生動物の個体群やその生息地は急速に減少している。一方で,日本国内ではシカ,イノシシの急激な分布の拡大に伴い,農林業の被害のみならず,生態系の改変を通じた生物多様性の低下といったさまざまな問題が生じている。野生動物の保全および科学的な管理のために関係者が果たすべき役割はこれからますます重要になり,高度な知識や技術が求められるだろう。こうした問題に対処するためには,質の高い調査・研究によって得られた,客観的かつ科学的な情報が必要となる。

 本書は,野生動物,特に我々と身近に接することの多い大型陸上哺乳類に焦点を絞っている。大型陸上哺乳類の調査では,野外調査を始める前に法令や取り扱いに伴う生命倫理への正しい理解が求められ,実際の野外調査には,観察や捕獲,機材,取得サンプルの解析手法等,調査・研究を行う上での非常に多岐にわたる知識が必要となる。野生動物管理にあたっては,さらに応用的な知識が求められる。したがって大型陸上哺乳類の調査では,必然的にほかの生物種群の野外生態調査よりスケールや知識範囲は広くなるが,本書はそれらを網羅的に扱うとともに最新の内容も盛り込み,多くの関係者にとって有益な書籍となっている。これからの大型陸上哺乳類の野外生態調査・研究や,その後の実際の野生動物の保全や管理に,本書が果たす役割はきわめて大きいだろう。

目次

第1章 調査・研究に関連する法令の理解と動物の取り扱いの倫理
第2章 行動観察のための捕獲と標識・機材の装着
第3章 行動に関する研究方法と解析手法
第4章 捕獲個体からの科学的データ収集
第5章 生態・生理データのサンプリング
第6章 食性にかかわる調査
第7章 生息環境の評価
第8章 個体群動態の把握

著者等紹介

小池伸介[コイケシンスケ]
2008年東京農工大学大学院連合農学研究科修了。現在、東京農工大学大学院農学研究院准教授、博士(農学)。専門は生態学、特に森林生態学、動物生態学

山〓晃司[ヤマザキコウジ]
1989年東京農工大学農学部一般教育部研究生修了。現在、東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授、博士(農学)。専門は動物生態学、野生動物管理学

梶光一[カジコウイチ]
1986年北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、東京農工大学大学院農学研究院教授、農学博士。専門は野生動物管理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。