生態学フィールド調査法シリーズ<br> 植物の光合成・物質生産の測定とモデリング

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生態学フィールド調査法シリーズ
植物の光合成・物質生産の測定とモデリング

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320057524
  • NDC分類 471.4

目次

第1章 光合成・呼吸の基礎
第2章 ガス交換測定と葉光合成速度のモデリング
第3章 クロロフィル蛍光
第4章 植物群落の生産構造と葉群光合成モデル
第5章 成長解析
第6章 資源利用効率と資源獲得効率

著者紹介

彦坂幸毅[ヒコサカコウキ]
1995年東京大学大学院理学系研究科植物学専攻博士課程修了。現在、東北大学大学院生命科学研究科教授、博士(理学)。専門は植物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

ほとんどの生物が利用するエネルギーは,もとを辿ると太陽エネルギーに行き着く。植物の成長や光合成の研究は,すなわち生態系にどれだけ化学エネルギーが供給されているかを研究することに他ならない。植物の光合成速度や成長速度は種によって異なり,同一種でも生育環境によって大きく異なる。植物の成長や光合成を測る研究は,将来CO2濃度をはじめとする地球環境がどのように変化するかを予測するためにも今後ますます必要とされてくるだろう。

 本書は,光合成生産を測定するための手法について記したものである。野外作業の手順を説明するだけでなく,原理の理解を容易にするために,室内での測定についても説明を行う。生物・化学・物理学的背景や,得られたデータのモデルへの適用についても取り上げ,モデルについては込み入った数式はBox内で紹介することとし,本文にはモデルの概念を示してわかりやすくなるよう配慮した。

 なお,本書はレビューではないので,これらの手法やモデルを通してどのような科学的知見が得られたか,ということについてはそれほど多くのページを割いてはいない。鍵となる原著論文は引用してあるので,研究結果について興味がある読者には,ぜひ原著論文を辿って,本書で用いられた手法が明らかにしてきた科学的成果を堪能してほしい。

第1章 光合成・呼吸の基礎
1.1 はじめに
1.2 チラコイド反応
1.3 カルビンサイクルと光呼吸
1.4 CO2の取り込みと蒸散
1.5 C4光合成・CAM光合成
1.6 暗呼吸

第2章 ガス交換測定と葉光合成速度のモデリング
2.1 はじめに
2.2 ガス交換測定の原理
  2.2.1 開放系と閉鎖系
  2.2.2 ガス濃度の測定
  2.2.3 コンダクタンス
2.3 ガス交換測定装置の構造
  2.3.1 携帯光合成測定装置
  2.3.2 閉鎖型ガス交換測定装置
  2.3.3 光合成測定装置の自作
2.4 ガス交換測定によって得られるパラメータ
  2.4.1 光-光合成曲線から得られる情報
  2.4.2 CO2-光合成曲線から得られる情報
  2.4.3 温度-光合成曲線から得られる情報
  2.4.4 気孔コンダクタンスの環境応答
2.5 測定と注意点
  2.5.1 重要な注意点
  2.5.2 測定手順

第3章 クロロフィル蛍光
3.1 はじめに
3.2 クロロフィル蛍光はなぜ有用か
3.3 パルス変調法を用いたクロロフィル蛍光情報の利用
  3.3.1 パルス変調(PAM)法
  3.3.2 クロロフィル蛍光値
  3.3.3 暗黒下の量子収率
  3.3.4 照射光下のクエンチングと量子収率
3.4 クロロフィル蛍光から何がわかるか
  3.4.1 光阻害とストレス耐性
  3.4.2 光化学系?Uの電子伝達速度
  3.4.3 葉緑体内CO2濃度・葉肉コンダクタンス
3.5 測定手順と注意点
  3.5.1 測定条件の注意点
  3.5.2 測定手順

第4章 植物群落の生産構造と葉群光合成モデル
4.1 はじめに
4.2 葉群光合成の基礎
  4.2.1 光環境
  4.2.2 個葉形質
  4.2.3 その他の環境
  4.2.4 個葉光合成の和としての葉群光合成速度
4.3 葉群光合成モデルに必要なパラメータの測定
  4.3.1 層別刈り取り法
  4.3.2 非破壊測定
  4.3.3 光合成特性
4.4 植物の三次元構造情報の取得

第5章 成長解析
5.1 はじめに
5.2 指数関数的成長と定常状態
5.3 成長解析の原理
  5.3.1 古典的成長解析
  5.3.2 様々なバージョン
5.4 成長解析の手順
  5.4.1 ポット実験での成長解析
  5.4.2 野外の植物の成長解析
  5.4.3 その他

第6章 資源利用効率と資源獲得効率
6.1 はじめに
6.2 植物の資源利用
  6.2.1 植物の資源利用戦略と形質
  6.2.2 資源利用効率
  6.2.3 資源獲得効率
  6.2.4 相対成長速度を資源利用効率と資源獲得効率に分解する
6.3 栄養の利用効率と獲得効率
  6.3.1 窒素利用効率の概念と分解
  6.3.2 窒素利用効率と関連パラメータの測定
6.4 光の利用効率と獲得効率
  6.4.1 群落レベル
  6.4.2 個体レベル
6.5 水利用効率

あとがき

引用文献

索 引