シリーズ現代の生態学<br> 集団生物学

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シリーズ現代の生態学
集団生物学

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  • サイズ A5判/ページ数 389p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320057449
  • NDC分類 460
  • Cコード C3345

出版社内容情報

本書は,学部の1年生と2年生前半を対象とした「集団生物学」の教科書として企画された。
 集団生物学(population biology)とは,生態学・動物行動学・集団遺伝学・進化学等を含む個体以上のレベルの生物学の総称である。九州大学の講義科目では,個体の内部に関する「細胞生物学」に対して,個体以上のいわゆるマクロ生物学をカバーする科目として位置づけられている。
 執筆者は生態学,集団遺伝学,分子進化学,分類学,数理生物学など,集団生物学の分野を専門として研究している教員である。
 1回の90 分の講義で扱える内容がそれぞれの章の分量となっており,基本事項の章が16章,そのほかにアドバンスドなトピックの章が7章,合計23 章の構成となっている。
 章立ては,マクロ生物学を理解してもらうためにはこのような範囲の話題を一通り教えることが必要だという私達の判断にもとづいたものである。発生学や神経生物学など異なる分野を専門とする生物学教員にも,本書を用いれば集団生物学の講義を担当していただけるのではないかと期待している。(「まえがき」より一部抜粋・要約)

編集者によるまえがき(巌佐 庸)
 序 論
 第1章 生物多様性の分布と生命の歴史(舘田英典)


I部 生物の人口論

 第2章 人口増殖と環境収容力(巌佐 庸)
 第3章 競争と共存(巌佐 庸)
 第4章 捕食者と被食者の周期的変動(巌佐 庸)
 第5章 (advanced)感染症の動態(岩見真吾)


II部 適応戦略

 第6章 捕食行動(巌佐 庸)
 第7章 (advanced)被食回避行動(粕谷英一)
 第8章 生活史の適応(巌佐 庸)
 第9章 性と配偶のゲーム(巌佐 庸)
 第10章 (advanced)利他性と社会行動(粕谷英一)


III部 進化のメカニズム

 第11章 遺伝学(舘田英典)
 第12章 集団遺伝学(舘田英典)
 第13章 量的遺伝学(舘田英典)


IV部 系統と進化

 第14章 適応進化と共進化(楠見淳子)
 第15章 分子進化学と分子系統学(楠見淳子)
 第16章 (advanced)種分化(楠見淳子)


V部 生態系と群集

 第17章 生態系(渡慶次睦範)
 第18章 種の多様性(渡慶次睦範)
 第19章 (advanced)種の相対量とニッチ分割(渡慶次睦範)


VI部 生物多様性保全

 第20章 生物多様性の体系(荒谷邦雄)
 第21章 (advanced)分類学(荒谷邦雄)
 第22章 地球環境問題と保全生物学(矢原徹一)
 第23章 (advanced)外来種による危機(細谷忠嗣)

目次

序論(生物多様性の分布と生命の歴史)
1部 生物の人口論(人口増殖と環境収容力;競争と共存;捕食者と被食者の周期的変動;advenced感染症の動態)
2部 適応戦略(捕食行動;advanced被食回避行動;生活史の適応;性と配偶のゲーム;advanced利他行動と社会性)
3部 進化のメカニズム(遺伝学;集団遺伝学;量的遺伝学)
4部 系統と進化(適応進化と共進化;分子進化学と分子系統学;advanced進化)
5部 生態系と群集(生態系;種の多様性;advanced種の相対量とニッチ分割)
6部 生物多様性保全(生物多様性の体系;advanced分類学;地球環境問題と保全生物学;advanced外来種による危機)

著者等紹介

巌佐庸[イワサヨウ]
1980年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院理学研究院生物科学部門・教授、理学博士。専門は数理生物学

舘田英典[タチダヒデノリ]
1981年九州大学大学院理学研究科単位取得の上退学。現在、九州大学大学院理学研究院生物科学部門・教授、理学博士。専門は集団遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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PapaShinya

1
日本生態学会編集による教科書。この分野の入門書は、『数理生物学入門―生物社会のダイナミックスを探る』が良いと思う。が、微分方程式がちょっと苦手な人、数式じゃイメージが湧かないから言葉や図で説明して欲しい人には、本書がいいかも。巌佐さんが編集しているけれど、より広く、より易しく・・・みたいな感じ。数理生物学入門のお供に。2024/02/07

マウンテンゴリラ

1
個人的に環境問題や生態学には関心があり、動物や自然全般には愛着があるが、さすがに本書のように専門分野に立ち入った内容には、片手間の読書ではついていくのに苦労した。特に年齢的にも(と言うのは言い訳がましいが)、数式に取り組むのは少々無理があると感じた。能力的な衰えというよりも、腰を据えて取り組もうとする意欲の問題であるとは思うが、それよりも、大局的に物事を捉えたいという志向に、年齢と共に変わっていくような気がする。それは単に、言い訳あるいは誤魔化に過ぎないかもしれないが、→(2)2017/01/19

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