目次
行動生態学の基礎
採餌、捕食回避
移動・どこに住むか
メカニズム・至近要因
表現型進化の理論 アダプティブ・ダイナミクス(Adaptive dynamics)
性・性淘汰
親子関係・発達
社会行動
信号・コミュニケーション
進化・系統
著者等紹介
沓掛展之[クツカケノブユキ]
2003年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。現在、総合研究大学院大学先導科学研究科生命共生体進化学専攻・助教、学術博士。専門は行動生態学、動物行動学
古賀庸憲[コガツネノリ]
1994年九州大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、和歌山大学教育学部理科教育・教授、博士(理学)。専門は行動生態学、進化生態学、動物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠井康平
1
版元の営業さんに、twitterでおすすめされた流れで読んだのですが、大当たり。参照先の論文は90~00年代のものが多く、なかにはウェブで無料公開されているものもあります。2013/07/05
kвฅ•ω•ฅТ
0
渡り鳥のランダムウォーク理論、適応性と突然変異の安定性、血縁選択説と社会性...。数学や経済の考えを生物に応用しているのが鮮やかで面白い。数理・物理系の皆様にもぜひ読んでほしい一冊。2017/03/06
knenet
0
行動生態学とは何なのか、から最近の研究成果まで分かりやすくまとめられている。古典的で表面的な知識しか持っていなかったので、近年の研究を知ることができて良かった。生物の基本は食う食われる、繁殖である。特に、今まで知らなかった多様な性のあり方が、紙面のおよそ半分を割いて赤裸々に綴られており、性に対する見解を深めることができた。2012/12/24