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シリーズ・脳研究への出発
システムとしての脳

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320055933
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3345

出版社内容情報

【解説】
信号処理装置として脳を研究してみたい人へ:医学系以外を専攻した人々にとって,その背景を生かして新たに脳研究を始めるためのきっかけの一冊となるように,本書はおもにシステム工学,制御工学,電気・電子工学,情報工学などを学んだ人々を念頭において編集した.また,これまで医学・生物学系で,脳・神経を研究している人にとっては新たな視点が提供できることを期待している.

【目次】
序章・神経回路形成に見られる自己組織化-細胞から神経回路へ・神経回路形成に見られる自己組織化-生物ロボットの構成・脳機能計測工学・脳のハードウェアと脳型デバイス7・運動制御・感覚受容におけるノイズの役割-IFモデルによる考察

内容説明

脳・神経系を理解する1つの方法論として、概念先行型の工学諸理論を意識して研究を進める研究者の数も増えつつある。本巻は情報、システム、制御工学を背景として研究している第一線の研究者に、従来の基礎医学としての脳・神経生理学とは異なる視点から見た脳・神経系を語ってもらう。

目次

第1章‐1 神経回路形成に見られる自己組織化―細胞から神経回路へ
第1章‐2 神経回路形成に見られる自己組織化―生物ロボットの構成
第2章 脳機能計測工学
第3章 脳のハードウェアと脳型デバイス
第4章 運動制御
第5章 感覚受容におけるノイズの役割―IFモデルによる考察

著者等紹介

榊原学[サカキバラマナブ]
1975年名古屋大学大学院工学研究科修了(工学修士)、1980年名古屋大学大学院医学研究科修了(医学博士)、同年名古屋大学環境医学研究所助手、1983年NIH‐NINCDS生物物理部門研究員(MBLにて研究)、1985年豊橋技術科学大学情報工学系講師、1986年同助教授を経て、1992年より現職。現在、東海大学開発工学部生物工学科・教授

吉岡亨[ヨシオカトオル]
1959年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業、1973年横浜市立大学医学部講師、1977年同助教授などを経て、1987年より現職。現在、早稲田大学人間科学部教授・理学博士。2002年4月より早稲田大学先端バイオ研究所・所長
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