出版社内容情報
【解説】
理学部や工学部で物理学の基礎教育を受けた学部4年生や修士課程の学生を対象に,自分が学んできた物理学が脳研究にどのように役に立っているのかを示す。
【目次】
脳機能と力学系・単純から複雑への時間の矢・ニューロンのダイナミクスと情報処理・情報とエントロピー・脳の電磁気学・シナプスの物理
目次
第1章 脳機能と力学系
第2章 単純から複雑への時間の矢―脳研究のために熱力学的基礎
第3章 ニューロンのダイナミクスと情報処理
第4章 情報とエントロピー
第5章 脳の電磁気学
第6章 シナプスの物理
著者等紹介
長谷川建治[ハセガワケンジ]
1972年早稲田大学大学院理工学研究科修了、1972年北里大学医学部助手、1989年同講師などを経て、1998年より現職。現在、北里大学医学部/大学院医療系研究科・助教授・理学博士
吉岡亨[ヨシオカトオル]
1959年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業、1973年横浜市立大学医学部講師、1977年同助教授などを経て、1987年より現職。現在、早稲田大学理工学部教授・理学博士。2002年4月より早稲田大学先端バイオ研究所・所長
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