出版社内容情報
【解説】
ヒトゲノム計画の目標はポストゲノム解析に移りつつある。本書は,分子生物学とゲノム解析の初歩と最先端の情報処理技術を解説し,ポストゲノムへの視点をわかりやすく説明する。【2001年度大川出版賞受賞図書】
【目次】
遺伝情報の伝達と表現・核酸とタンパク質の物理化学・分子生物学データベース・配列比較と構造,機能予測・ゲノム情報から生命システム情報へ他
内容説明
本書は、生命科学と情報科学の接点に位置する新しい研究分野としての「ゲノム情報」への入門書である。1996年に出版されたものの改訂版。
目次
1章 遺伝情報の伝達と発現(ゲノムと遺伝子;細胞 ほか)
2章 核酸とタンパク質の物理化学(主鎖と側鎖;一次構造 ほか)
3章 分子生物学データベース(データベースの進化;関係データベース ほか)
4章 配列比較と構造・機能予測(配列解析の諸問題;ダイナミック・プログラミング ほか)
5章 ゲノム情報から生命システム情報へ(還元論と合成論;抽象化レベル ほか)
著者等紹介
金久実[カネヒサミノル]
1948年生まれ。1975年東京大学大学院理学系研究科修了。現在、京都大学化学研究所教授、同バイオインフォマティクスセンター長
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