構造生物学のフロンティア―シグナル伝達とDNAトランスアクション

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  • サイズ B5判/ページ数 325p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784320055728
  • NDC分類 464.1
  • Cコード C3045

出版社内容情報

【解説】
構造生物学研究の最先端を第一線で活躍している研究者を中心にして,各分野をまとめたもの。

【目次】
シグナルとレセプターとの相互作用・細胞内シグナル伝達他

内容説明

構造生物学の研究が急激に展開している今日、最先端の研究の現状を分子生物学・生化学・構造生物学を研究している研究者の人たちや学生の人たちに正確に伝えることは今後の健全な日本の生命科学の進展のためのにも不可欠であると考え、わが国の構造生物学の第一線で活躍している研究者を中心に各分野をまとめていただいた。

目次

1 シグナルとレセプターとの相互作用
2 細胞内シグナル伝達
3 転写制御
4 複製・修復・組換え・翻訳
5 膜蛋白質
6 構造生物学の方法論の新しい展開
7 座談会:構造生物学はなにを目指すのか?

著者等紹介

稲垣冬彦[イナガキフユヒコ]
1970年東京大学理学部化学科卒業。1972年東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修士課程修了。1974年東京大学大学院理学系研究科生物化学専門課程博士課程中退。同年東京大学生物化学教室文部教官。1976年東京大学理学系研究科理学博士学位取得。1979-1981年オックスフォード大学無機化学教室。1981年(株)東レリサーチセンター研究員。1985年同主任研究員。1986年(財)東京都臨床医学総合研究所生理活性物質研究部門室長。1992年同部長。研究テーマ:核磁気共鳴/構造生物学/シグナル伝達における機能ドメインの役割。研究のモットー:自分の興味を大切に。現在の関心事:シグナル伝達の過程を構造を基礎に理解したい。このためには、機能研究を含めた研究体制が必要と考え、そのための研究体制づくりを行っている。10年後の予測:生体内で一過的に形成される超分子複合体についての構造的な理解が進み、生体機能を総合的に理解できるようになる

森川耿右[モリカワコウスケ]
1967年東京大学薬学部卒業。’69年同修士、’72年同博士。’72~73年東京大学薬学部教務職員。’73~79年同助手。’75~80年デンマーク・オルフス大学、英国ケンブリッジMRC分子生物学研究所リサーチフェロー。’80~86年京都大学理学部助手。’86~96年蛋白工学研究所第一研究部部長。’69年より生物分子工学研究所構造解析研究部門長。研究テーマ、DNA結合蛋白質、多機能酵素複合体、シグナル伝達蛋白質の立体構造解析

西村善文[ニシムラヨシフミ]
1971年東京大学薬学部卒業。’73年東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。’76年同博士課程中退。同年薬学博士、東京大学薬学部助手。’89年東京大学薬学部助教授、同年横浜市立大学大学院総合理学研究科教授。研究テーマ、転写因子の構造生物学。研究のモットー、過去の型にはまらないフレキシブルであること。現在の関心事は、転写の原子レベルでのメカニズム。10年後の予測、日本に真の意味で構造生物学が根づいているか?趣味は読書
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