出版社内容情報
【解説】
生命を部分と全体の間の相補的な関係としてとらえ,「生命がシステムとして働いている」ための普遍的論理を探ろうというのが本書の目的である。
【目次】
複雑系としての生命システムの論理を求めて・発生過程のミクロ-マクロ関係性・細胞分化の動的モデル・大腸菌を用いた実験室内進化・粘菌,とくにその個体性・ 対談 構成的生物学・自主,自発と個体差・補 遺・COLUMN
目次
第1章 複雑系としての生命システムの論理を求めて
第2章 発生過程のミクロ‐マクロ関係性―モデル生物・細胞性粘菌からのアプローチ
第3章 細胞分化の動的モデル―細胞社会の現象論的理解をめざして
第4章 大腸菌を用いた実験室内進化
第5章 粘菌、とくにその個体性
第6章 対談 構成的生物学
第7章 自主、自発と個体差
著者等紹介
金子邦彦[カネコクニヒコ]
1984年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授、理学博士。専攻は生命基礎論(複雑系)、カオス、非平衡現象論
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