出版社内容情報
【解説】
生物の生命の営みや光合成の効率が,直接的または間接的に,光によりコントロールされている。最近の研究成果のエッセンスをとりまとめた本。
【目次】
内容説明
母なる太陽の“光”は、エネルギーとしてまた情報として、地球上の生命を支える。その仕組みは?地球の温暖化などグローバルな環境変化の生態系への影響、究極の化学反応としての人工光合成の可能性についても論じる。
目次
序章 生命は光から、そして光とともに(生命は光から、そして光とともに―食物連鎖と地球生命系)
第1章 光を求めて(光で目をさます―光発芽;光によるかたち作り―光形態形成 ほか)
第2章 光の捕獲とエネルギー変換―もっと光を(光を捕らえる―アンテナ色素系;光を電子の流れに―光化学反応中心における光エネルギーの変換 ほか)
第3章 光を糧に―光合成のメカニズム(偉大なる副産物“酸素”―光合成における酸素発生;光合成と呼吸に共通する反応の仕組み―電子伝達とプロトン輸送 ほか)
第4章 光を人類のために―グローバル光合成(サテライトから見る地球の生態系;公害なき化学工場 ほか)