シリーズ・光が拓く生命科学<br> 生物の光環境センサー

シリーズ・光が拓く生命科学
生物の光環境センサー

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  • サイズ A5判/ページ数 165p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320055322
  • NDC分類 464.1
  • Cコード C3345

出版社内容情報

【解説】
生物は光を生命活動を維持するためのエネルギー源としてだけでなく,生命を維持し,種を保存させるための情報源として用いる。こうした生物の光環境センサーの多様性と普遍性について解説。

【目次】
見る・体で感じる光他

内容説明

生物は適切な生育環境の情報源として光を用いてきた。生物は外環境を眼(芽)だけでなく、脳や皮膚でもキャッチしている。地球の自転や公転による光環境の変化で生物は概日時計や生殖時計を調節している。生命に対する光のかかわりは私たちが考えている以上に多岐に渡っていることが明らかになってきた。本書では、進化の過程で生き抜いてきた生物がいかに上手に光を利用してきたかが述べられている。

目次

第1章 見る(昼と夜での見る仕組みの違い;色はどのようにして見えるか ほか)
第2章 体で感じる光(脳内光受容タンパク質とその役割;体色変化と光センサー)
第3章 生物時計は光でスイッチオン(植物の生物時計;動物の概日時計 ほか)
第4章 光と生物の行動(視物質をもつ微生物の光行動;暗闇に棲む生物の光交信―ホタルを中心として ほか)

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