出版社内容情報
【解説】
ヌクレオチドやペプチドがせいぜい数個の要素,オリゴマーから生命の素が始まったと説く。
【目次】
原始地球環境と生命の素・ポリマー生物学(DNAワールド)・オリゴマーワールド・生命力の基本的相互作用
目次
第1章 原始地球環境と生命の素
第2章 ポリマー生物学―DNAワールド
第3章 オリゴマーワールド―原始生命分子系
第4章 生命力の基本的相互作用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夜桜銀次
1
生命の定義を核酸とタンパク質を中心とし、その中での生命現象(遺伝、代謝、進化)を示すものとすると、その要素は核酸塩基とアミノ酸。分子生物学や原始地球の化学進化の研究結果を踏まえて、生命の起源は核酸とタンパク質の共進化だと仮説を立て、実験した結果がコンパクトにまとまっているのだと思う。 10マーほどの原始tRNAモデルを作り、ジペプチドを酵素にして、アミノ酸とtRNAの特異的反応をさせて、アミノ酸をつなぐ過程まで行ったようだ。 分子生物学や生化学?あたりもやりたいなぁ。 要となる用語や反応の図入り解説あり。2025/01/24
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