未来の生物科学シリーズ マルチ機能タンパク質：血清アルブミン

恵良 聖一【著】/大島 泰郎/小野寺 一清/軽部 征夫/水上 茂樹【編】

共立出版（1996/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 103p／高さ 19cm
• 商品コード 9784320054387
• NDC分類 491.321
• Cコード C3345

出版社内容情報

【解説】
タンパク質研究の最新情報を交え，血清アルブミンのマルチな生理機能を整理し応用への夢を語る。

【目次】
血清アルブミン分子の研究の歴史・血清アルブミンと病気他

内容説明

本書では、タンパク質研究のトピック的な最新情報を盛り込みつつ、これまでに明らかにされている血清アルブミン分子の構造特性とマルチな生理機能について述べる。

目次

第１章　血清アルブミン分子の研究の歴史
第２章　血清アルブミンのマルチな生理機能
第３章　血清アルブミンと病気
第４章　二十一世紀に向けた血清アルブミン研究の将来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[バヤシコ]

とても興味深い。アルブミンは溶媒温度やPHなどの外部条件により、複数のコンフォメーション変化を引き起こす。アルブミンは人血中において、大量に存在しているため、その影響力も馬鹿にならない。便利な運搬屋以外の役割も紹介しており、楽しめた。乳児に乳製品をむやみに与えてはならない理由が驚き。

2020/07/10