出版社内容情報
【解説】
『共立全書216 地震学 第2版』を最近の研究成果をふまえ改訂単行本化。地震学全般について基礎から最新の知見や研究法をわかりやすく解説した定評のある入門書。
【目次】
地震概説・地震計と地震観測・弾性波動・地震波による地球内部構造の研究・地震動の強さと地震の大きさ 他
内容説明
地震学は地震とそれに関連する現象を研究する学問であるが、大別して、地震の発生に関連する問題と、地震波とそれによる地球内部構造探求の問題を扱っている。前者の研究には後者の知識が不可欠であるし、さらにこれらの基礎として、地震動の測定や弾性の理論などがある。本書は以上の比較的狭い意味での地震学について、基礎的な知識を記述したものである。地震学を学ぼうとする学生諸君の入門書となることを目的としているが、地震学に隣接する分野の研究者の方々、あるいは企業や官庁で地震に関連する業務に携わっている方々などにも参考になる。
目次
地震概説
地震計と地震観測
弾性波動
地震波による地球内部構造の研究
地震動の強さと地震の大きさ
地震の空間的分布―世界各地の地震活動
地震の群と時間的分布・地震活動のパターン
地震に関連する地殻変動
岩石の破壊とすべり
地震発生のメカニズム
地震に伴う自然現象
地震危険度の推定と地震の予知
著者等紹介
宇津徳治[ウツトクジ]
1951年東京大学理学部地球物理学科卒業。専攻は地震学。北海道大学助教授・名古屋大学教授・東京大学地震研究所教授を経て、現在、東京大学名誉教授・理学博士
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