化学の要点シリーズ<br> 金属錯体の二次元物質配位ナノシート

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化学の要点シリーズ
金属錯体の二次元物質配位ナノシート

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784320044852
  • NDC分類 431.13
  • Cコード C3343

出版社内容情報

本書は、化学と物理の両方の分野に跨る配位ナノシートの科学を楽しむことができる本である。

二次元物質は、トポロジーに基づく特異な性質のために、化学分野だけでなく物理分野でも注目を浴びている。2004年に発表された単層の炭素シートであるグラフェンは、特異な電子構造をもつゼロギャップ半導体であり、様々な基礎研究や応用展開が行われている。グラフェンのような面白い二次元物質を金属錯体でつくれないだろうか?そのような興味から誕生し、2013年に発表された導電性の配位ナノシートは、新タイプの二次元物質として興味を集め、この10年の間にその合成、構造、性質、機能や応用に関する多くの研究が行われてきた。
本書は、金属錯体は金属と配位子からなる複雑な化合物で難しいと思っている方にも、金属錯体の構造の美しさと多様さを理解していただきそのような金属錯体を構成要素にもつ配位ナノシートの面白さを感じていただける内容となっている。

目次

第1章 二次元物質とは?(二次元物質の特徴;固体無機化合物系二次元物質;有機分子からなる二次元物質;ソフトクリスタルの定義:高秩序で柔軟な応答系)
第2章 配位ナノシートの基礎(金属錯体の基礎;金属錯体で二次元構造をつくるには?)
第3章 完全平面系配位ナノシートの構造と機能(完全平面系配位ナノシートの誕生と展開;導電性;電極触媒;エネルギー貯蔵材料;センサー;その他の応用例;おわりに)
第4章 不完全平面系配位ナノシートの構造と機能(ジピリナト配位ナノシート;ポリピリジン配位ナノシート;ラジカル配位子ナノシート;カルボキシ配位ナノシート;ビス(ジケトナト)配位ナノシート
アセチリド配位ナノシート)

著者等紹介

前田啓明[マエダヒロアキ]
2015年東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。現在、東京理科大学研究推進機構総合研究院助教、博士(理学)。専門:錯体化学、電気化学

福居直哉[フクイナオヤ]
2016年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京理科大学研究推進機構総合研究院助教、博士(理学)。専門:表面物理学

〓田健司[タカダケンジ]
2016年東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。現在、東京理科大学研究推進機構総合研究院助教、博士(理学)。専門:錯体化学、電気化学

西原寛[ニシハラヒロシ]
1982年東京大学大学院理学系研究科化学専門課程博士課程修了。現在、東京理科大学特任副学長・研究推進機構総合研究院長・教授、東京大学名誉教授、理学博士。専門:錯体化学、電気化学、ナノサイエンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。