出版社内容情報
室温付近で液体状態となる「イオン液体」が開発され,幅広い領域での利用が期待されている。基礎から最前線のトピックスまでを紹介。
目次
第1章 イオン液体とは何か?(振り返る;創る;魅せる;液体に構造?;測る―特異な相挙動)
第2章 イオン液体で何が起こるか?(イオン液体をつくる;イオン液体で分子をつくる;酵素を活かす;イオン液体で分子を壊す)
第3章 イオン液体で何ができるか?(機能付与の方法論;溶かす;運ぶ;覆う;変化する;おわりに)
著者等紹介
西川惠子[ニシカワケイコ]
1974年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、公益財団法人豊田理化学研究所フェロー、千葉大学名誉教授。理学博士。専門は物理化学
伊藤敏幸[イトウトシユキ]
1976年東京教育大学農学部農芸化学科卒業。現在、公益財団法人豊田理化学研究所フェロー、鳥取大学名誉教授。理学博士、英国王立化学会フェロー。専門は有機合成化学
大野弘幸[オオノヒロユキ]
1981年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。現在、日本学術振興会学術システム研究センター所長。東京農工大学名誉教授、同特別招聘教授。工学博士、英国王立化学会フェロー。専門は高分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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