出版社内容情報
水素機能の解析技術について、大学や企業の最前線にいる研究者らが、基礎的な原理から具体的な応用まで、わかりやすく体系的に解説。
目次
第1章 水素機能材料に求められる特性(水素用構造材料―水素に長期間耐える;水素透過材料―水素が自由に通り抜ける;水素貯蔵材料―水素がたくさん貯まる ほか)
第2章 水素機能材料の特性を引き出す解析(水素用構造材料―高圧水素と液体水素にどの程度耐えうるか;水素透過材料―水素はどのように通り抜けるか;水素貯蔵材料―水素はどのように貯まるか ほか)
第3章 多面的な水素の解析―水素機能材料のさらなる高度化を目指して(昇温脱離による解析―水素の存在状態を調べる;電子顕微鏡による解析―水素を直接見る;陽電子消滅による解析―ナノ欠陥と水素との関係を調べる ほか)
著者等紹介
折茂慎一[オリモシンイチ]
1995年広島大学大学院生物圏科学研究科(物理系)博士課程修了。東北大学材料科学高等研究所(デバイス・システムグループ)/金属材料研究所(水素機能材料工学研究部門)教授。博士(学術)。専門:材料工学、材料化学、高密度水素化物
犬飼潤治[イヌカイジュンジ]
1992年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。山梨大学大学院総合研究部工学域物質科学系(クリーンエネルギー研究センター、燃料電池ナノ材料研究センター)教授。博士(理学)。専門:電極表面科学、燃料電池(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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