理工系のための化学実験―基礎化学からバイオ・機能材料まで

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理工系のための化学実験―基礎化学からバイオ・機能材料まで

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  • サイズ B5判/ページ数 264p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320044500
  • NDC分類 432
  • Cコード C3043

出版社内容情報

これまでの化学実験のテキストでは,定性分析,定量分析,物質の合成,反応速度,スペクトルという伝統的な化学実験に限られているものが多いが,現在の化学系学科では,高分子,化学工学,生物化学といったより幅広い内容を取り扱うところも多く,機能材料や生命科学に関する実験も学生実験として取り扱うことが望ましい状況になっている。
 本書ではこれらの状況を鑑み,従来の化学実験に加えて,燃料電池や太陽電池などの応用デバイスやタンパク質や遺伝子等に関する実験も含めた実験テキストとした。
 また本書は,正しい結果を出すためのマニュアルとしてではなく,原理を考え,議論するための構成にしており,研究室に入ってからや卒業してからも使える実験テキストとすることをコンセプトとした。

第1章 化学実験とは
1.1 化学実験の基本
1.2 実験データ
1.3 化学実験便利帳

第2章 物理化学・分析化学
2.1 水の硬度測定
2.2 液体の密度
2.3 液体の粘度
2.4 気体の密度
2.5 反応速度(一次反応)
2.6 酸・塩基平衡
2.7 反応速度:二次反応
2.8 吸着
2.9 電気化学的分析法

第3章 無機化学
3.1 炭酸カルシウムの合成
3.2 炭酸カルシウムの粒度分布
3.3 炭酸カルシウムの比表面積
3.4 フェライトの合成
3.5 セラミックスの作製と評価
3.6 熱重量分析(TGA)
3.7 熱機械分析(TMA)

第4章 有機化学・高分子化学
4.1 アセトアニリドの合成
4.2 pニトロアニリンの合成
4.3 ベンゾイル乳酸エチルの合成I
4.4 ベンゾイル乳酸エチルの合成II
4.5 ジベンザルアセトンの合成
4.6 旋光度測定
4.7 ポリエステルの合成
4.8 メタクリル酸メチルの蒸留
4.9 ポリメタクリル酸メチルの合成
4.10 鎖状高分子モデルの統計実験
4.11 高分子希薄溶液の粘性
4.12 高分子の温度特性
4.13 静的粘弾性
4.14 ゴム弾性
4.15 結晶性高分子材料の結晶化度

第5章 生物化学
5.1 糖質・アミノ酸の定性分析
5.2 緩衝液の調製と酵素反応
5.3 ブラッドフォード法を用いたタンパク質定量と分光計の取扱い
5.4 微生物培養
5.5 タンパク質の精製
5.6 酵素活性測定
5.7 ゲノムDNAの抽出と定量
5.8 遺伝子のクローニング
5.9 プラスミドDNAの抽出と精製
5.10 RNAの抽出と1stストランドcDNAの合成
5.11 特異的なプライマーによるPCRを用いた遺伝子の増幅
5.12 プラスミドDNAの制限酵素処理
5.13 アガロースゲル電気泳動
5.14 DNA フラグメントの抽出と精製(ゲル抽出)
5.15 ライゲーション
5.16 シークエンス反応
5.17 シークエンス反応物の精製
5.18 シークエンス解析
5.19 塩基配列のデータベース解析

第6章 化学工学・機能化学
6.1 物質の状態と物性
6.2 物質収支
6.3 物質分離
6.4 流体輸送
6.5 ミクロサイズ電気分解による水素の発生とその爆発性の評価
6.6 固体高分子形燃料電池による水素→電気エネルギー変換
6.7 色素増感型太陽電池の作成と評価

索 引

目次

第1章 化学実験とは
第2章 物理化学・分析化学
第3章 無機化学
第4章 有機化学・高分子化学
第5章 生物化学
第6章 化学工学・機能化学

著者等紹介

岩村秀[イワムラヒイズ]
東京大学理学部卒、同大学大学院化学系研究科において理学博士の学位を取得、物理有機化学の分野において53年間教育研究に従事した。2005年日本大学大学院総合科学研究科教授、2010年日本大学理工学部客員教授。2001年日本化学会会長を務める。分子科学研究所名誉教授、東京大学名誉教授、九州大学名誉教授

角五正弘[カクゴマサヒロ]
名古屋大学工学部卒、同大学大学院合成化学研究科修士課程を修了し、東京工業大学で工学博士の学位を取得。住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)で主としてポリオレフィンの研究開発に従事。2013年日本大学理工学部客員教授、2015年山形大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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