出版社内容情報
●内容
化学系学部および大学院の教科書あるいは参考書として初版以来好評を得てきた「高分子化学」を、近年の進歩を考慮して改訂した。いくらかの高度な先端的課題も含まれているが、高分子科学の基本概念、原理、理論、実験事実が体系的に解説されているので、高分子を基礎から学びたい人に適した好著である。
目次
第1章 高分子科学序論
第2章 重縮合と重付加
第3章 不飽和化合物の付加重合
第4章 開環重合
第5章 高分子反応
第6章 分子特性と溶液の性質
第7章 固体構造
第8章 物理的性質
第9章 天然高分子と生体高分子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンセット
1
用語の説明で、具体的な物質名を挙げるのはいいが、一般的な定義が書かれてなかったりするので、不便。もっと要点をまとめた文章にしてほしい。2013/08/01
しまねこ。
0
高分子の基本的な事から物理的に必要な特性や生化学的視点においての高分子の役割など、なかなかのボリューム。 でも若干難易度高め。とりあえず最低限の有機化学的な知識は必須。 物理化学も触りくらいの知識は必要かも。 事前に知識がなくてもこれ一冊あれば理解出来る本ではないです。 逆にそれらの知識を有しているなら良くまとまっていて これ一冊あれば高分子の大抵は理解出来るようになると思います。2011/12/30