出版社内容情報
半導体微細加工技術と分析化学やバイオテクノロジーを融合させたバイオチップやバイオセンシングデバイスについて基礎から応用までわかりやすく説明している。工学系の研究者でバイオ系の研究を新たに始められる方、バイオ系の研究者でチップ技術に興味をお持ちの方、これからバイオセンサーやバイオチップの勉強を志す方などに適している。
ナノ・マイクロ加工技術のバイオ・医療分野への応用は世界で活発に研究が行われており、新たな学問領域が形成されつつある。本書は急速に発展しているこの分野を原理から理解するのに役立つ。
目次
マイクロ空間における流体の性質に関する基礎知識
マイクロ流体デバイスとその製作法
マイクロ流体デバイス製作用部品
生体物質バイオセンシング
生体物質の検出技術
血液診断バイオチップ
遺伝子解析技術とバイオチップ
プロテオミクスとバイオチップ
アフィニティ・イムノアッセイチップ
セルソータチップ
ナノバイオエレクトロニクスへの展開
著者等紹介
堀池靖浩[ホリイケヤスヒロ]
1968年早稲田大学大学院理工学研究科応用物理専攻修了。1981年工学博士(早稲田大学)。現在、独立行政法人物質・材料研究機構フェロー。情報通信材料研究領域コーディネータ
宮原裕二[ミヤハラユウジ]
1980年東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業。1985年工学博士(東京工業大学)。現在、独立行政法人物質・材料研究機構生体材料センターバイオセンシンググループグループリーダー。東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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