出版社内容情報
【解説】
高分子ゲルに対し,最先端の研究を紹介しながらもゲルの全体像を分かりやすく,かつ簡潔にまとめた本である.同時に現象の理解に必要な,基盤となる理論的背景も記載し,十分教科書としても成り立つようにしている.ゲルについて短期間で概要を理解させ興味を持たせることが必要な人に対して適した書である.
【目次】
ゲル総論・ゲルの合成,設計・ゲルの膨潤理論・ゲルの構造解析と物性評価・ゲルの機能化
目次
第1章 ゲル総論(ゲル研究の推移;ゲルの特性・分類)
第2章 ゲルの合成・設計(一般的合成法;機能化のためのゲル設計)
第3章 ゲルの膨潤理論(膨潤の熱力学と体積相転移;分子間相互作用 ほか)
第4章 ゲルの構造解析と物性評価(ゲルの内部構造;散乱法による構造解析 ほか)
第5章 ゲルの機能化(機能性ゲルの新展開;機能性ゲルのマイクロ/ナノ構造制御)
著者等紹介
吉田亮[ヨシダリョウ]
1993年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。1993年工学博士。現在、東京大学大学院工学系研究科助教授
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