出版社内容情報
●内容
物理離れの昨今,文系・理系を問わず,また社会人にも物理の面白さが伝わる内容。パズルを取り入れ,考える楽しみを実感できるテキスト。力学と電磁気学を1冊にまとめている。物理を学ぶうえで必要となる微分積分やベクトルの計算といった,数学の基礎知識もそのつど丁寧に説明し,式の導出もできるだけ省かず行い,数学が苦手な学生にとって理解を妨げないよう配慮している。
●詳細目次
第1部 力学の世界
第1章 静なる世界:静止した系の力学
第2章 静から動へ:完成の法則と運動と
第3章 運動をどう表せる? 速度と加速度
第4章 力が釣り合っていなければ? 化学技術の土台:運動方程式
第5章 タイムマシンの物理:特殊相対性理論の世界
第6章 重力は消せる? 自由落下を科学しよう!
第7章 摩擦力は魅力的
第8章 衝突の物理と運動量
第9章 仕事とエネルギー
第10章 仕事率と電力
第11章 万有引力の法則で探る宇宙
第12章 世界にあふれるベクトル量
第13章 簡単な2次元運動
第14章 円運動と宇宙速度
第2部 電磁気学の世界
第1章 電気の素は何か
第2章 摩擦電気が起こす力は引力? 斥力?
第3章 電荷は働き者
第4章 テレビは電磁石で画像を描く
第5章 白熱電球はなぜ光る
第6章 電線が切れたら電流は流れないか
第7章 電流は磁石である
第8章 モーターは発電機
第9章 電線は電流を流さない?
第10章 電気は溜められるか
第11章 電磁気学の王様
第12章 電線から電波へ,そして光へ
目次
第1部 力学の世界(静なる世界:静止した系の力学;静から動へ:慣性の法則と運動と;運動をどう表せる?速度と加速度;力が釣り合っていなければ?科学技術の土台:運動方程式 ほか)
第2部 電磁気学の世界(電気の素は何か;摩擦帯電が起こす力は引力か、斥力か;電荷は働き者:その役割;テレビは電磁石で画像を描く:磁場の役割 ほか)
著者等紹介
飽本一裕[アキモトカズヒロ]
1986年メリーランド大学大学院物理天文学研究科(プラズマ物理学専攻)博士課程修了。専攻はプラズマ理工学、環境科学。現職、帝京大学理工学部電気・電子システム工学科助教授、Ph.D.
間多均[マダヒトシ]
1972年東京農工大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。専攻は液晶、光エレクトロニクス、一般システム理論。現職、帝京大学理工学部電気・電子システム工学科助教授、工学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。