出版社内容情報
【解説】
医学・福祉・各種医療技師・看護師など医療関係に学ぶ学生向けに、著名な物理学者の業績やエピソードなどを紹介しながら、医療機器など医療現場における身近な事柄を例にとって、物理学の基礎理論が理解できるように述べ、要所要所に問題を取り入れ、より理解を深めることができるよう配慮した初版(1993年)に、加筆、訂正を加えた好テキスト。
【目次】
物理学とは・単位系・力と釣り合・物体の運動・流体力学・振動,波動・熱学・電磁気学・原子物理学・分光学
内容説明
本書は、医療現場にあって、病と戦っている患者さんに絶えず接している看護師を目指して学んでいる諸君に対する平易な物理学のテキストとして書き下ろしたものに、それらの読者だけでなく、医療技術者をめざす読者にも、わかりやすく身近な物理学を学んでもらうため一部修正を加えたものである。本書では高度な数学的な知識がなくても、高等学校で物理学を学んだ経験がなくても理解できるように努めている。所々に医療の現場で行き当たる事柄について、物理学的な側面から考察を加えるように努めている。
目次
0章 物理学とは
1章 単位系
2章 力と釣り合
3章 物体の運動
4章 流体力学
5章 振動・波動
6章 熱学
7章 電磁気学
8章 原子物理学
9章 分光学
著者等紹介
横田俊昭[ヨコタトシアキ]
1966年広島大学大学院理学研究科博士課程中退。現在、愛媛大学理学部物質理学科教授・理学博士。専攻はプラズマ分光学、微粒子プラズマ
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