出版社内容情報
【解説】
本書はモルフォロジー(形や特徴)を切り口として、地球深部や生物界など複雑な現象を解析することを、また結晶のルーツを知ることを主な狙いとしている。
【目次】
第I編 基本描像(序論・結晶の示す形・結晶成長・多面体結晶の形を決めるもの・結晶面の表面マイクロトポグラフ・単結晶の完全性、均質性・結晶の規則的共生・多結晶集合体の形、組織)第II編 複雑・複合系への応用-ケーススタディー(水晶・黄鉄鉱と方解石・気相成長でできる鉱物・交代作用や変成作用でできる結晶・生命活動でできる結晶)
内容説明
本書は、結晶のモルフォロジーを切り口として、地球深部や生物界など複雑・複合系で起こっている現象を解析することを主な狙いとしてまとめられている。
目次
第1編 基本描像(序論;結晶の示す形;結晶成長;多面体結晶の形を決めるもの ほか)
第2編 複雑・複合系への応用(ケーススタディー)(ダイヤモンド;水晶;黄鉄鉱と方解石;気相成長でできる鉱物 ほか)
著者等紹介
砂川一郎[スナガワイチロウ]
理学博士。1947年東北大学理学部岩石鉱物鉱床学科卒業。1948~1971年工業技術院地質調査所勤務、鉱床部長(1970~1971年)。1957年理学博士。1958~1960年在外研究員として英国ロンドン大学で研究。1971~1988年東北大学理学部教授(鉱物学講座担当)。1988年定年により東北大学を退官。同大学名誉教授。1990年~現在、山梨県立宝石美術専門学校校長。日本地質学会賞第7号(1963年)、フランス国名誉博士(1982年)勲三等旭日中綬章(2002年)
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