出版社内容情報
【解説】
広く理工系一般の学生が,それぞれの専門でかかわる物質についての理解を物性物理学の考え方を使ってより深められるようにした教科書。
【目次】
物質・物質の性質・物質の性質を決めるもの・物質の原子構造・回折実験と結晶構造の逆空間・結晶の電子状態他
内容説明
本書は理工系の2、3年生を念頭において執筆した物性物理学の教科書である。物性物理学は理工系、場合によってはさらに広い分野で基礎として必要となるので、執筆に当たっては物理学科の学生のみを対象とせず、広く理工系一般の学生がそれぞれの専門でかかわる物質についての理解を、物性物理学の考え方を使ってより深められるように、と留意。内容をできる限りエッセンスのみに絞り、これだけは、という要点について詳しい説明を心がけた。
目次
第1章 物質
第2章 物質の性質
第3章 物質の性質を決めるもの
第4章 物質の原子構造
第5章 回折実験と結晶構造の逆空間
第6章 結晶の電子状態
第7章 電気伝導
第8章 物質の硬さ、柔らかさ
第9章 固体の熱振動
第10章 磁性
著者等紹介
石井晃[イシイアキラ]
1985年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、鳥取大学工学部応用数理工学科助教授。理学博士
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