現代物理最前線〈5〉

現代物理最前線〈5〉

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320033900
  • NDC分類 420
  • Cコード C3342

出版社内容情報

【解説】
◎四次元を超える時空と素粒子…坂東昌子,中野博章著 ゲージ原理-力の法則と空間の次元他

内容説明

「四次元を超える時空と素粒子―隠された次元」4次元からとび出し、より広い時空から世界を眺めると、もっと簡単にこの世の現象を理解できるかもしれない。そんな可能性が今素粒子の世界で見えてきた。「量子テレポーテーション」量子情報科学の中核的なテーマであり、実際にいろいろな実験が行なわれている「量子テレポーテーション」について、その現状を詳しく解説。「超高圧による超伝導」圧力下で物質はすべて金属になり、そのあるものは低温で超伝導性を示す。高圧実験の初歩から最先端の圧力誘起超伝導探索の現状までを紹介。

目次

四次元を超える時空と素粒子―隠された次元(ゲージ原理―力の法則と空間の次元;コンパクト化された余次元空間;素粒子の左右非対称性と次元;ブレイン世界―弦理論が示唆する時空;ドメイン壁と物質場の局在化;重力場の局在化―隠れた次元)
量子テレポーテーション(量子エンタングルメント;2次元量子テレポーテーション;無限次元(連鎖量)量子テレポーテーション)
超高圧による超伝導(超高圧の発生;圧力下の物性測定;圧力誘起相転移)

著者等紹介

坂東昌子[バンドウマサコ]
1965年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。専攻は素粒子論。現在、愛知大学一般教育研究室教授、理学博士

中野博章[ナカノヒロアキ]
1992年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。専攻は素粒子論。現在、新潟大学理学部助手、博士(理学)

古沢明[フルサワアキラ]
1986年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。専攻は物理。現在、東京大学大学院工学系研究科助教授、博士(工学)

天谷喜一[アマヤキイチ]
1968年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。専攻は物性物理。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授、理学博士

小野寺昭史[オノデラアキフミ]
1969年、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。専攻は化学。現在、流通科学大学商学部教授、理学博士
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