出版社内容情報
【解説】
小型・軽量・低圧力で研究室や作業室単位に得られる簡便な低温装置の内容や利用技術,各種温度計の製作,使用注意を詳述した低温実験書。
【目次】
冷凍機による近低温発生技術・近低温生成用各種冷凍機他
内容説明
本書の書名である「近低温」は150K~10K(あるいは4Kまで)をカバーする領域で、新たに作った語である。近低温をどうやって作るか、どのように利用するか、は最近急速に発展しつつある分野であるが、必ずしも多くの低温研究者にその内容は知られていない。本書は低温・非低温の研究者・技術者に近低温に関する最新の知識と利用法を提供したものである。
目次
序章 本書のなりたちと特徴
第1章 冷凍機による近低温発生技術
第2章 近低温生成用各種冷凍機
第3章 超電導磁石の冷却法
第4章 真空への低温の応用―クライオポンプ
第5章 ジョセフソン効果の応用
第6章 低温・近低温領域の温度計
第7章 1990年国際温度目盛