出版社内容情報
【解説】
最近の物理学の中でも特に重要である運動量について,多くの例題,演習問題を通してできるだけわかりやすく解説した。
【目次】
質点(系)の運動量・相対論理的粒子と電磁場の運動量他
内容説明
ミクロの世界(原子の世界)を理解するために考案され、発展してきた学問が量子力学である。それが今日では、宇宙の進化というマクロの世界にも量子力学が使用されてきている。また量子力学はカオスや脳研究などへも応用されるなど、まさに百花繚乱の感さえする最近の物理学である。本書では、この華やかな物理学の舞台で長年活躍してきた運動量という立役者の芸域の広さを読者とともに楽しみたい。
目次
1章 質点(系)の運動量
2章 一般化運動量、相対論的粒子と電磁場の運動量
3章 波動と演算子
4章 波動関数と散乱の量子論
5章 運動量の“非保存”と素励起の分散関係