出版社内容情報
【解説】
物理系・工系に偏った内容の“カオス”に関する本が多く出版されているが,本書は,数学理論のしっかりした内容を扱った本邦初のカオスの本。
【目次】
区間上の力学系・円周上の力学系・トーラス上の力学系・球面上の力学系・力学系の大局的性質・微分同相写像の族他
内容説明
本書は力学系とカオスの入門書である。微分可能力学系の基礎理論とホモクリニック接触をはじめとする最先端の理論を、1次元および2次元の低次元離散力学系に対して、具体例を用いて明晰に解説されている。そして、証明には著書の得意とする拡大性、擬軌道追跡性、位相推移性等の位相力学系的手法が用いられている。
目次
第1章 区間上の力学系
第2章 円周上の力学系
第3章 トーラス上の力学系
第4章 球面上の力学系
第5章 力学系の大局的性質
第6章 微分同相写像の族
第7章 基礎定理
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