出版社内容情報
【解説】
計算機科学理論の学部上級~大学院初級のテキスト。計算機のハード,ソフト,およびそれらの応用に関する基本的な数学的性質について解説。
【目次】
第1部 オートマトンと言語・第2部 計算可能性の理論他
内容説明
計算の理論の世界へ、ようこそ!Michael Sipser教授の「Theory of Computation」の講義も、本書と同様に、このフレンドリーな挨拶から始まりました。彼の講義はMIT屈指の名講義で、教室には活気と笑いがあふれていました。2,3回の聴講を考えていた私はその魅力に魅せられて、91年秋学期の全講義に出席することになりました。本書はSipser教授のMITでの講義ノートをもとにまとめられたものです。計算の理論の主テーマである、オートマトンと言語の理論、計算可能性の理論、そして計算の複雑さの理論をカバーしています。
目次
第1部 オートマトンと言語(正規言語;文脈自由文法)
第2部 計算可能性の理論(Church‐Turingの提唱;判定可能性;帰着可能性 ほか)
第3部 複雑さの理論(時間の複雑さ;領域の複雑さ;問題の扱いにくさ ほか)