目次
第1章 アルキメデスとその著作
第2章 回転放物体の切片(命題4、5)
第3章 球(回転楕円体)の体積と半球の重心(命題2、3、6)
第4章 球の切片(命題7‐10)
第5章 残された立体:回転双曲体―命題11の復元
第6章 放物線の切片の面積(命題1)
第7章 爪形の体積(命題12+13:天秤による求積)
第8章 爪形の2つの求積法(命題14、15)
第9章 交差円柱とアルキメデスの意図
第10章 交差円柱:失われた証明
第11章 補章
著者等紹介
林栄治[ハヤシエイジ]
1971年早稲田大学教育学部理学科数学専修課程卒業。1972年より、都立工芸高校、群馬県太田市立商業高校、群馬県立桐生女子高校、高崎工業高校に勤務。1999年早稲田大学大学院教育学研究科数学教育専攻修了。2007年高崎工業高校教諭退職。在職中に、三省堂高校数学教科書執筆グループに参加。『数学セミナー』、『数学教室』、『数学教育』などに研究成果を発表。とくに、1985年11月『数学セミナー』のアルキメデスの求積に関する研究の発表が以後の研究の端緒となり、1993、4年『科学史研究』にアルキメデス『方法』に関する論文発表、現在に至る
斎藤憲[サイトウケン]
1982年東京大学文学部イタリア語・イタリア文学専修課程卒業。1990年東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専門課程博士課程修了、理学博士。1992年千葉大学文学部助教授。1997年大阪府立大学総合科学部助教授。2005年大阪府立大学人間社会学部助教授(2007年より准教授)、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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