出版社内容情報
●内容
データ分析や統計学を理解するために必要な線形代数の基礎知識を学ぶ入門書。データを幾何学的に表現し,線形代数における概念や操作を統計学における概念や操作に結びつけて,データ分析の理解や統計諸手法の利用に線形代数が如何に役立つかを重視した内容。統計学を学ぶ上で必要なベクトルと行列,固有値などの知識を,図を豊富に取り入れ,目で見て理解して身に付けられるよう解説した。
目次
1章 データの幾何学的意味―線形代数と統計
2章 データを幾何学的に表現する―個人と変数:ベクトル
3章 データの特徴を知る―1次独立と基底
4章 データを幾何学的に表現する―個人×変数:行列
5章 データをわかりやすく表現するには―行列式と直交行列
6章 データを要約する―対称行列の固有値と固有ベクトル
著者等紹介
岡太彬訓[オカダアキノリ]
1966年慶應義塾大学工学部管理工学科卒業。1971年千葉大学工学部助手、1972年立教大学社会学部専任講師、助教授、教授、同経営学部教授を経て、多摩大学大学院経営情報学研究科教授・工学博士。日本分類学会会長、Advances in Data Analysis and Classification(Springer社刊)Editorなどを務める。専攻は多変量解析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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