出版社内容情報
●内容
可換代数の入門書として高い評価を得ているAtiyah- MacDonaldの翻訳企画。学部上級から大学院修士課程で,代数幾何学を本格的に学ぶ際の入門書として,最適の書。1969年に原著は刊行されているが,35年を経た現在でも,価値を失っていない。この本を超える内容の入門書を書くことは難しいと思われるほど,コンパクトにまとまっている。代数幾何学を専攻する学生にとって,非常に使いやすく,コンパクトに書かれており,座右の書となるであろう。
目次
第1章 環とイデアル
第2章 加群
第3章 商環と商加群
第4章 準素分解
第5章 整従属と付値
第6章 連鎖条件
第7章 ネーター環
第8章 アルティン環
第9章 離散付値環とデデキント整域
第10章 完備化
第11章 次元論
著者等紹介
新妻弘[ニイツマヒロシ]
1946年茨城県に生まれる。1970年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。東京理科大学理学部数学科教授・理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょんぼり
2
個人的にこの分野を初めて学ぶには最適でした。2015/09/12
o
1
頑張って読んだ 代数多様体など知らない状態で読んだから、ところどころでわからないとこがあったけど、全体的にはこの本単体で読める 演習問題はこの本だけでやるのはまじで無理そう ついに代数幾何学を勉強できるようになった2022/08/10
セシル☆
0
スキーム論の初歩に必要な最低限の可換代数の知識を手っ取り早く身につけられる本。演習が多かったり、幾何学的なイメージが湧きにくい等で好き嫌いが分かれるらしい。世の中には色々な可換代数の本はがあるから自分に合うものを読めば良いと思う。2015/09/03
枕流だった人
0
千葉市立図書館