出版社内容情報
●内容
「注目すべきいくつかの特徴的な数から出発してそれらの特性を調べていき、最終的に数論の一般理論へと発展させていく」というスタイルで、それらの経緯がユーモアをたっぷり含めながらエッセイ風のタッチで平易に興味深く解説されている。読者は数論の魅力に引きずり込まれていく。
目次
第1章 Fibonacci数列と北氷洋
第2章 Fibonacci数による実数の表現
第3章 素数の記録
第4章 素数販売中
第5章 Eulerの有名な素数生成多項式と虚2次体の類数
第6章 Gaussと類数問題
第7章 連続する巾乗数
第8章 1093
第9章 権力に立ち向かう無力な法王
第10章 ルート2ルート2はどのような数か
第11章 Galimatias Arithmeticae(算術徒話)
著者等紹介
リーベンボイム,パウロ[リーベンボイム,パウロ][Ribenboim,Paulo]
1928年Recife(ブラジル)に生まれる。1962‐1993年Queen’s大学(カナダ)教授。現在、Queen’s大学名誉教授、カナダ科学アカデミー会員
吾郷孝視[アゴウタカシ]
1970年東京理科大学大学院博士課程修了。専攻は代数学(整数論)。現在、東京理科大学理工学部教授・理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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