新しい解析学の流れ
微分方程式序説

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 124p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320017320
  • NDC分類 413.6
  • Cコード C3341

出版社内容情報

【解説】
微分方程式論の優れた研究者として,世界的に名の知られた研究者である著者が記した名著の復刊.著者は,「微分方程式の解の一意性の必要十分条件」という,当時の重要な問題の一つに終止符を打っている.この研究成果は,第二次世界大戦以前に日本の数学界が発信した顕著な成果の一つでもある.本書は微分方程式の基礎的理論から話が始まり、応用例を述べ,その後,一般論的な仮定をもとにした解の存在の話に進む.最後には,先に述べた解の一意性に関する著者自身の研究結果を収録.

【目次】
常微分方程式の数学的意味・Cauchy問題・一般解・特異点・同等連続性による解の存在・解の一意性

目次

1章 常微分方程式の数学的意味
2章 Cauchy問題
3章 一般解
4章 特異点
5章 同等連続性による解の存在
6章 解の一意性

著者等紹介

岡村博[オカムラヒロシ]
元京都大学教授。1948年9月3日逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつど@理工

5
井村満さんの書評(リンクしておきます)より引用:果たして私は“収束”なることが本当に分かっていたのか,が問われる思いがする.また,たとえ分かっているとしても,“収束”を,聞き手の心に無理なく確実に届けるだけの適切な表現力を備えていないことは,どうしても認めざるを得ないのである2014/04/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1885586
  • ご注意事項

最近チェックした商品