出版社内容情報
【解説】
線形代数と微分積分をそれぞれ半期(2単位)前後期,1冊の本で学べるテキスト。理工学部以外の学部(医学・歯学・薬学・看護・福祉系・経済・経営系など)で必要とされる,数学のエッセンスを絞り込んだ内容。数学の不得手な学生にとって,間違いやすい難所をていねいに解説し,演習問題には詳細な解答を巻末に掲載した。2色刷り
【目次】
行列と行列式・微分と積分他
内容説明
本書は、理・工学部ほどではないが、ある程度の基礎的な数学を必要とする学部学科の学生のために書かれた数学の教科書である。
目次
第1部 線形代数(ベクトルと行列;連立1次方程式;行列式;固有値と固有ベクトル)
第2部 微分積分(関数;微分;積分)
著者等紹介
石村園子[イシムラソノコ]
1973年東京理科大学理学部数学科卒業。1975年津田塾大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、千葉工業大学助教授
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海二見
1
基本的な線形代数と微分積分学の勉強に。2012/10/14
meg
1
大学新入生にオススメの一冊!まず計算力を身につけたい人へ。かわいいイラストもついていて「わからない?そんなはずはない!」という気にさせてくれます。とにかく解説が丁寧です。ちょっと背伸びをしたい高校生にもオススメです。
やご
0
最近、統計学の勉強を少ししております。統計検定2級くらいなら、それほど難しい数学は出てこないのでなんとかなりましたが、その先を理解するためには線形代数と微分積分は必要になってくるという話です。数学は高校時代に壊滅的な成績をとって、それっきり。なので「やさしく学べる」に期待して読んでみました。出版社のサイトの紹介によれば「数学の不得手な学生」向けの本とのこと。たしかに読みやすく、それほど苦労せず学習を進めることができました。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1361.htm2023/01/04
J. Tamura
0
多変量解析を学ぶ一環で勉強した。運用方法をまず簡潔に伝え、演習でどんどん身につけていくスタイル。普段から勉強する際につい「これは何のために…」と考えがちな自分にとって、トップダウン方式で手を動かしながらガンガン進めていくのもありだなと思った。特に今回は期間が限られていたので、なお良かったのかもしれない。2019/08/18