出版社内容情報
【解説】
代数学の一分野である代数幾何学をホモロジー論的立場から解説したもので,スキームの理論を紹介しながら,Weil-Zarikiの代数幾何学とスキーマと理論の隙間を埋めようとしている。「共立講座 現代の数学 10」を単行本化し復刊。
【目次】
スキームの理論の基礎他
内容説明
代数幾何学の起源は遠くギリシャ時代にまで遡るが、現代数学においても中心的役割を果たしている。本書は中野著「代数幾何学入門」の後を受け、Grothendieckスキーム理論の真髄を余すことなく詳述。
目次
第1章 スキームの理論の基礎(前層と層の定義;環付空間と局所環付空間;アフィン・スキームとスキームの定義 ほか)
第2章 射影スキームと固有スキーム(次数付き環と射影スキーム;射影スキームへの埋め込み;固有射 ほか)
第3章 正規スキームと正則スキーム(正則列と正則局所環;正規スキーム;Smooth射)
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