出版社内容情報
【解説】
解の存在・一意性・安定性などが実際の解法とどのように関係しているのかを,例をあげて問題意識を喚起するところから始め,わかりやすく解説
【目次】
線形方程式の解法(1)・解の基本性質・線形方程式の解法(2)他
内容説明
本書の内容は、基本的には、高校から大学初年級までに学ぶ数学の「応用」である。これまで習得してきた知識を、微分方程式を解くという目的に沿って、整理し直している。近年、カオスや複雑系と言ったキーワードによって一般にも知られるようになった力学系理論の初歩、コンピュータを用いた近似解法(数値解法)についても紹介し、今後の学習のためのいとぐちとした。
目次
はじめに
線形方程式の解法
解の基本的性質
微分方程式の安定性
ルンゲ・クッタ法
ルンゲ・クッタ法の安定性
著者等紹介
小藤俊幸[コトウトシユキ]
1986年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在電気通信大学情報工学部・助教授。工学博士
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