出版社内容情報
【解説】
理工系学生が習熟しておかなければならない必須項目の基本的考え方を例題を数多く入れて解説。
【目次】
2次行列の計算・一般の行列とベクトル・ベクトル空間の概念・線形写像の概念・行列式・連立1次方程式の解法他
内容説明
本書は共立講座「21世紀の数学」の入門編の一冊として計画された線形代数のための教科書・自習書である。本書では、入門書としての立場を考慮して、行列の代数的な計算から出発し、その後で(数ベクトルの)ベクトル空間や線形写像等の概念を説明する方法をとった。この後者の部分(第3、4章)では、(数)ベクトル、行列等具体的な素材を取り扱うのに集合や写像といった抽象的概念が活用される。
目次
1 2次行列の計算
2 一般の行列とベクトル
3 ベクトル空間の概念
4 線形写像の概念
5 行列式
6 連立1次方程式の解法
7 計量ベクトル空間
8 行列の標準化