出版社内容情報
【解説】
既刊『概説線形代数』に準じた演習書。要項によって基礎事項を復習し,例題によって理解を深めさらに問題を解くことにより完璧に理解できるよう配慮。自分の解答と比較検討し,よりよい解法が得られるよう例題,問題との範例も示した。
【目次】
行列式・行列の対角化
内容説明
本書は教科書「概説 線形代数」の演習書である。元来、数学の演習は当面の数学の理解を深めるのに欠くことのできないものであるばかりでなく、それによって会得された数学技術は広く数学全般の学習に役立つもので、大変重要な作業である。一方、大学における講義時間は限られていて、問題演習に時間をとることはほとんど出来ずに、どうしても学生諸君の自習に委ねざるを得ないのが現状である。本書では各章とも、節ごとに、はじめに要項として諸概念の定義、定理などの必要な基礎事項を整理、収録して便宜を図った。
目次
1 行列とその周辺
2 行列式
3 行列の対角化