共立スマートセレクション<br> 新たな種はどのようにできるのか?―生物多様性の起源をもとめて

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共立スマートセレクション
新たな種はどのようにできるのか?―生物多様性の起源をもとめて

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784320009424
  • NDC分類 461
  • Cコード C3345

出版社内容情報

生き物に興味があるすべての人へ向けて、生物多様性の最も基本的な単位である「種」について、その基準や誕生のメカニズムを解説。

地球上には数えきれないほど豊かな生物種が生息している。現在見られる種は祖先種から分岐することによりその数を増やしており、このプロセスは種分化と呼ばれる。進化の中でどのように新種が誕生するのか? それにはどのくらいの時間がかかるのか? 同種と新種/別種の境目はどこにあるのか? 種分化しやすい分類群は存在するのか? これらに対する答えは、ダーウィン以来、生物多様性を考える多くの研究者が追い求めてきた。

本書では、フィールド調査・分類・理論モデルなどの様々な手法を用いてこの疑問に挑戦していく。また、種分化研究に関する最新の知見を紹介することで、地球の生物多様性がどのように形作られたか、さらに新種の誕生を私たちが目撃できるかについて触れる。

内容説明

自然科学の各分野におけるスペシャリストがコーディネーターとなり、「面白い」「重要」「役立つ」「知識が深まる」「最先端」をキーワードにテーマを選びました。第一線で研究に携わる著者が、自身の研究内容も交えつつ、それぞれのテーマを面白く、正確に、専門知識がなくとも読み進められるようにわかりやすく解説します。

目次

1 種の多様性と分類学
2 生物の性質としての「種」
3 種分化のメカニズム
4 環境適応と種分化
5 交雑帯
6 種分化サイクル
7 種分化研究と系統樹

著者等紹介

山口諒[ヤマグチリョウ]
2017年九州大学大学院システム生命科学府一貫制博士課程修了。現在、北海道大学大学院先端生命科学研究院先端融合科学研究部門助教、博士(理学)。専門、数理生物学、生態学、進化生物学

巌佐庸[イワサヨウ]
1980年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、九州大学名誉教授、理学博士。専門、数理生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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女神の巡礼者

3
不勉強なもので、「数理生物学」なる研究分野が存在することを知りませんでした。著者はその分野の専門家ということで、その数理生物学の理論を用いて、生物の「種」がどのように分化してきたのかという理論を解説されています。しかし、なにぶん数学音痴の私には、次々に登場する数式とそれに基づくグラフの表していることが理解不能で、そのあとの解説が頼りでした。ただし、タイトルにある生物多様性の起源ということでは、生物の持つ高度な組織や機能を、生物がどのように手に入れたかという説明にはなっていないかと感じました。2024/06/16

Go Extreme

1
種分化の過程や進化のプロセスに焦点 種の多様性と分類学: 生物多様性ーすべての生物が種分化を経て現在に至る過程 分類学ー種の基本的な分類単位 世界・毎年約20,000種、日本・数百種の新種が記載 生物の性質・種: 実際に、または潜在的に交配できる生物の集合 生殖隔離の重要性 種分化のメカニズム: 環境適応・地理的隔離・交雑 交雑帯の存在・適応度の変化→種分化促進 環境適応: 適応度地形理論 適応度の谷や不和合性 交雑帯と種分化 種分化サイクル: 繰り返し起こる現象→種多様性形成 環境変化や移住が関与2025/01/28

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